ヘルメットやパーツが盗難被害に遭う理由や対処法
ハーレーの盗難は車体を丸ごと持ち去られるイメージがありますが、特定のパーツだけを取り外されるケースも少なくありません。カスタムされたハーレーは目立つため、希少性の高いパーツを狙う泥棒にとって恰好の的になってしまいます。高いお金を払ってパーツを購入し、自分好みのデザインにカスタムしたハーレーの美しさが台無しになってしまうので盗難被害に遭わないように注意しなければいけません。ハーレーのパーツは屋外に野ざらしで駐車すると盗まれるリスクが増大します。
車体をすっぽりと覆うほどのバイク用シートを使うか、鍵付きのガレージを利用するなど、そこにカスタムされたハーレーがあることを悟られないようにする工夫が不可欠です。
また、パーツ以外にもヘルメットも盗難被害に遭いやすいことはあまり知られていません。バイクのヘルメットは安全性を保つために頑丈な作りになっているため、高額な物がほとんどです。中古品の販売も普通に行われていることから、転売目的で盗まれるおそれがあります。ヘルメットを盗まれないためには常に持ち歩く以外に効果的な方法はありません。場所を取って邪魔に思えるかもしれませんが、GPSなど追跡ができる機器を取り付けても盗難そのものを防ぐことは困難です。バイクの車体に固定させるヘルメットロックを使う方法もありますが、製品によってはハーレーの車体とサイズが合わない物もあるので事前の確認を忘れてはいけません。
ハーレー乗りにとって盗難に遭わないための対策は非常に重要な課題です。特にパーツやヘルメットは持ち運びが容易なので車体以上に被害に遭いやすいと言えます。防犯の知識を持ち、効果的な防犯グッズを使いこなすのが愛車を守るための必須条件と言っても過言ではありません。